プロフィール

小倉 朋子

フードプロデューサー。
朝から晩まで「食」。 事業提案、メニュー企画、 食育、健康ほか伝統から 最新まで多角的に食を提案。 食文化と食事作法主体の食 の総合教室「食輝塾」主宰。

著書、執筆多数
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   http://totalfood.jp/

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かぼちゃの旬と自然環境と日本人の鈍化

かぼちゃの旬は秋、と思われがちですが、さにあらず。
旬は真夏です
しかし秋になると店頭にかぼちゃ加工品、スイーツなどが発売される。

これはなぜ?

おまけに冬至に食べますね。

ポクポクした食感がお芋に似ているのと、色が秋。
日本人は、色で季節を感じられる。実はこれは世界でも珍しいのです。幸せな環境だからこそ身に付いた“目利き”なのです。しかしその目利きも効かなくなってしまった中で、もっともらしく疑問も持たずに生きているわけです。

さらに、日持ちが良いかぼちゃを半年寝かして、カロテン野菜として冬の体力保持に食べたのです。
日本人の知恵は素晴らしいし、食材を上手に先人は生かして大切に食べていたわけです。

しかし、今は温暖化もあり、半年かぼちゃ寝かせるのは一般家庭では不可能。
毎年かぼちゃを大量にいただく私は、世の中の変化とともに、日本人の独自の備わった嗅覚や生きる力が激減していることを、かぼちゃ料理をしながら、毎年感じるのです。日本人の特性が失われるということは、国力の減退に繋がるはずです。